こんにちは。
1歳女の子(ぷりちゃん)のママ、シュリンプです。
今回は、時短勤務(120時間稼働)もフルタイムワーク(所定労働時間7時間)もしたことがあるシュリンプがどちらにすべきかメリット・デメリットを書いていきたいと思います。
結論から言うと精神的にも時間的にも余裕が出てくるのは
時短勤務です。
フレックスがあるならフルタイムでも可だけど
結構忙しいです。
実際の時短勤務時とフルタイム時の家庭での役割分担
時短勤務:フルリモート
シュリンプは出産してから割とすぐ復帰したのですが、エンジニアとして客先にいって仕事をしていました。
このときのお客さんがフルリモートOKで結構緩い感じだったので
コアタイムがあるものの月の稼働時間(120時間)を満たしていればOK。
中抜けもできる環境でした。
このときは、シュリンプが当然保育園の送迎を全て担当して急なお迎えや病院へ連れて行ったりするのもほぼほぼ担当という状況でした。
それでも、フルリモートで時短勤務ということもありかなり精神的には余裕があったと思います。
リモートだと通勤時間がないのがやはり大きいです。
フルタイム:出社あり・残業あり・中抜けNG
この後客先が変わってフルタイム(残業あり)毎日現場出社という勤務形態を数か月します。
この時の役割分担としてはぽんさんにほとんど送迎を担当してもらっていました。
ぽんさんの有給がどんどん消費されていき、
結構きまずかったです。
しかも、残業して帰るとほとんど家事する気力なし。
正直これは無理でした。
そもそも、シュリンプが迎えになった場合は本当に定時ダッシュをしないといけずそれでも相当ギリギリでした。
残業は多くありませんでしたが、0ではないので1分も残業できない環境というのはプレッシャーが高すぎます。
例え間に合っても、次の日の朝も電車の遅延を考えて定時よりずっと早い時間に行っていたので帰ってから家事・育児は大変すぎます。
数か月だったので何とかやりましたがずっとは続けれないと感じました。
フルタイム・フル出社は自分には無理です。
フルタイム・フル出社の場合は夫婦どちらかが融通の利く職場もしくは時短勤務などを利用しないとかなり厳しいです。
子どもの急な体調不良に対応できません。
フルタイム:リモートあり・フレックスあり・所定労働時間が7時間
その後、転職してフレックスありリモートあり(フルリモではない)でフルタイムで復帰しました。
先述の経験を踏まえてフルタイム・フル出社は難しいことを身をもって体験したので時短勤務希望で転職活動しました。
残業はあるのですが、所定労働時間が短いため月160時間を超えて働くことは今のところありません。
シュリンプとしては年収も出産前と同等もしくはそれ以上ぐらいになったので、この状態がベストです。
在宅の場合はシュリンプが迎えに行って、出社で遅くなる場合はぽんさんが迎えに行っています。
ぽんさんもフレックスが使えるのです。
結構残業が多いものの
迎えに行ってもらってから、
在宅で仕事をしていたりします。
結論:働きやすい柔軟な会社であればフルタイムでもOK
このように、色々な条件で働いた経験から言うと時短勤務が一番精神的には余裕がありました。
自分がほとんど送迎を担当していてもフルタイムに比べると気持ち的に楽です。
いきなり、急な病気があっても120時間働ければよいので他で埋めることができました。
ただ、パートナーの状況と働く会社次第でフルタイムもやっていけます。
シュリンプの場合は、ぽんさんも全く送迎できないとかだとやはりフルタイムであっても厳しいと感じます。
フルタイム復帰するのであればまずパートナー(夫・妻)の協力も必須です。
さらに、フレックスとリモート勤務があるとかなり違います。
この2つがあれば残業がなければ8時間勤務のフルタイムでも大丈夫そうです。
さらに保育園の事情にもよります。
娘のぷりちゃんが通っている保育園は基本18:00まで延長できても18:30までです。
これが19:00まで延長可能とかだと、出社であっても保育園のお迎えに間に合います。
つまり、フルタイムでやっていけるかどうかは下の3要素が重要です。
- 勤務先の働き方の制度
- パートナの勤務先の働き方の制度・協力体制
- 保育園事情
次のメリット・デメリットもみてみてください。
フルタイムと時短勤務のメリット・デメリット
次はフルタイム・時短勤務のそれぞれのメリット・デメリットを見ていきます。
フルタイムのメリット
- 年収が高い
- キャリア中断になりにくい
フルタイムのデメリット
- 育児との両立が難しい
- 子どもと過ごす時間の確保が難しい
時短勤務のメリット
- 時間に余裕ができる
- 気持ちにも余裕ができる
時短勤務のデメリット
- 年収が下がる
- キャリアが中断しやすい
やはりフルタイムの最大のメリットは年収です。
会社によりますが、時短勤務になると6割ぐらいになってしまうところもありますよね。。
例えば年収400万だったら300万を切ります。
500万で300万ぐらい。
これで残業があったりすると140時間ぐらい働くわけです。
それでも時短勤務の残業代になるのでそれだとフルタイム(160時間)働いた方が全然年収が良いので損しているような気持ちになってしまいますよね。。
ちなみにシュリンプが時短で働いていたころは、単純に3/4になりました。
単純に働いている時間で按分されたお給料であれば時短勤務の方がよいかな~とか思ったりもします。
また、キャリアについては人によるのかもしれないですが、時短勤務復帰ということで残業がない部署に行ったり業務もある程度考慮されることが多いです。
これは実際に知人がキャリアが中断されているという風に聞きました。
ちなみに、シュリンプはキャリア中断になっているとはほとんど感じません。
まぁでもこれは管理職になっていきたいとかの希望があまりないからかも。
これは、子育てする上では嬉しい配慮ですがそれと同時にキャリアの妨げになっていることもあり得ます。
さらに単純にフルタイムで働けないために成果がその分出しにくいということもあります。
一方時短勤務で得られるメリットもかなり大きいです。
一番は時間的余裕です。
きっちり定時で帰れるのであればお迎え時間に間に合うために
ひやひちやしなくて良いです。
フルタイムで働いていて急な呼び出しがあった場合で休んだ場合もフレックス制度などであれば有給消費せずとも他の時間で埋め合わせもしやすい。
それからフルタイムで働くと朝は早く出て、
保育園延長をすることが多くなりますが、
結果的に子どもと過ごす時間が減ってしまいます。
土日も疲れていて子どもと遊ぶ気力が。。
なんてことになりかねません。
これが結果的に精神的な余裕につながります。
フルタイムで有給が消費されていったり保育園の送迎時間を気にしたりするのは精神的にも辛いです。
また、忙しいとそれだけパートナーとの喧嘩も増えがちです。
時間の余裕というのは精神的な余裕、ひいては家庭円満の秘訣なのです。
時短勤務とフルタイムどちらが良いのか?
結論は基本的に時短勤務がベター!状況が揃えばフルタイムがベスト!です。
先述したメリット・デメリットをふまえてベストを考える必要がありますが、下記の条件があればフルタイムでも十分可能でしょう。
年収も確保できて育児と仕事の両立も見えてきます。
①保育園に通っていて延長可能
そもそも保育園ではなく幼稚園でフルタイムはかなり厳しいのではと考えます。
シュリンプ自身も無理だと感じて結局保育園に通わせていますし、周りでもフルタイムで幼稚園の人をあまりみないです。
さらに、もし18:00までだとするとそこから1時間みると19:00までです。
18:00までしか預かってもらえない場合はその時点で時短勤務しか選択肢がなそそう。
多少フレックスなどで早く帰れるとしても18:30-19:00ぐらいまで預かってもらえるのでないときつそうです。
②パートナーも有給や送迎が可能
もし100%送迎を自身が担当するとなると時短勤務の方がよいです。
単純にフルタイムで定時に終われば迎えに行けると思っていても、子どもはいきなり病気をするものです。
急な呼び出しも夕方からの呼び出しであれば、すぐに迎えに行けますがフルタイムだと半休や早退になってしまいます。
シュリンプ自身がフルタイムの出社のときはぽんさんにお迎えを担当してもらっていましたが、一方がフルタイムで全て負担というのは長くは続かないと思います。
フルタイムで働くのであれば休みなども分担しないと、すぐに有給は消費されてしまうでしょう。
時短勤務であっても分担は当然なのですが、
時短をしている場合は気分的にも
自分が送迎や緊急対応することに対して割り切れる部分もあります。
これが、フルタイムになるととても割り切れません。
もう少し残業すればキリのよいところまでやれるのに。。。
と後ろ髪ひかれる思いで、職場を去ったり急な呼び出しで頭を下げながら職場を去ったりということがあるわけです。
正直、病気の時ってめちゃめちゃ機嫌も悪いのでこれならずっと仕事している方がましだわって思ったりも。
フルタイム共働きであれば、しっかり分担しないと喧嘩の元です。
③勤務先に働きやすい制度がある
具体的にはフレックスとリモートです。
特にフルフレックスが使えると、以下に対応が可能です。
- 平日の懇談など中抜けの必要なイベント
- 病院の呼び出し
- 基本的な送迎
保育園に入ると病院だけではなくて平日に懇談や参観が入ったりすることもあると思います。
そんな時に半休や有休を使わずにフレックスで対応して他で残業できたり埋め合わせができると嬉しいです。
同じ理由で、送迎のときだけ中抜けするということができるのでかなりフルタイムで働くことが現実的になります。
さらにこれにリモートが加わると朝と夕方の時間にも余裕が出てきます。
フレックスでなくても時間有給が使えるとかなり良いです。
さらに、パートナーも同様に働きやすい企業だと育児ハードモードからノーマルぐらいかややハードになってきます。
時短勤務のときはかなりシュリンプの方が融通が効く感じだったのでシュリンプが、お迎えから帰ってからの育児までをメインで担当していたためぽんさんがフレックスが使えるというのは知っていましたが残業も多いし、実際に使えるのだろうか。と思っていました。
しかし、今は7時間勤務とはいえフルタイムに戻った今送迎に関しては積極的にいってもらえるし、転職直後は中抜けがしづらいシュリンプに変わって在宅勤務やフレックス制度を使って対応してくれました。
職種によっては難しいところもあるかもしれないのですが、企業自体がそういった制度がそもそもないと難しいのでぽんさんの会社の制度も柔軟で良かった感じます。
ちなみにシュリンプ家はプリちゃんのみなのですが兄弟がいたりとか、手伝ってくれる人が近くにいるとかで育児の難易度というのは変わってきます。
それぞれの家庭でベストな方法を探っていく必要があります。
転職も考慮に入れる
今の会社の制度ではフルタイム復帰や育児との両立が難しい場合、柔軟な働き方ができる会社に転職するという選択肢も検討してみるのもありです。
転職は一見ハードルが高いように感じますが、実際には時短勤務を前提にした正社員ポジションを募集している企業も増えています。
シュリンプ自身も、出産後に転職活動を行いました。
当初は時短勤務での正社員転職が可能なのか不安でしたが、エージェントを活用することで実際に複数社から内定を得ることができました。
特に育児に理解がある企業や、リモートワークやフレックス制度を積極的に導入している企業を中心に選びました。
結果的に、時短勤務でも転職が可能であるだけでなく、希望条件を満たす企業に出会えることがわかりました。
さらに、フルタイムでの転職も視野に入れることで選択肢が広がり、年収アップのチャンスも得られました。
実際、シュリンプは時短勤務でも以前のフルタイム勤務とほぼ同等かそれ以上の年収を得られる会社に転職することができました!
また、転職活動を通じて気づいたのは、自分に合った働き方を探す上で「どのような制度が必要なのか」を明確にすることの重要性です。
例えば、フレックス制度があればお迎えや病院の呼び出しに対応しやすく、リモートワークが可能であれば移動時間を削減して子どもとの時間を確保できます。
このように、自分のライフスタイルに合った働き方を見つけることが、育児と仕事を両立させる鍵となります。
時短勤務で育児しながらの転職活動は確かに大変な部分もありますが、エージェントの活用やオンラインでの求人検索を効率的に行えば、育児中でも負担を抑えて進めることができます。
特にエージェントを利用する場合、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策なども受けられるため、時短勤務希望者の強い味方になります。
柔軟な働き方を実現するために、現在の会社の制度に限界を感じた場合は、一度転職という選択肢を考えてみることをおすすめします。
新しい環境では、自分に合った働き方を取り入れつつ、キャリアアップや年収アップを目指すことも十分可能です。
時短勤務かフルタイムどっちが良いかのまとめ
条件が揃えば、フルタイム復帰も可能です。
以下の条件がそろっているかを確認して体制が整っていれば年収ダウンやキャリアの中断をせずにフルタイムで働くことが可能です。
- 保育園に預けられるか
- パートナーの協力体制
- 会社の勤務制度
時短復帰してできそうであればフルタイム復帰。
もしくは、条件の良い会社に転職してみるのもありです。